院長の知恵袋
マッサージ
- 2014.6.2
マッサージとは、器具・機械などをを使わず徒手のみを用いて人の体表面に力学的・機械的刺激を送り込み、一定の生体反応を引き起こすことにより、疾病の治療・予防を図るという手技療法であります。
また、名称からも分かるようにマッサージとは西欧諸国で発展し、明治20年ごろから日本に導入された治療法です。
器官別に効果を見てみると以下のようになります。
1)筋に対する効果:筋の緊張を緩和
2)神経に対する効果:神経線維に働きかけ疼痛を緩和
3)血流に対する効果:静脈還流が増加し、血流を促進
4)リンパ流に対する効果:リンパ流派リンパ系に外から及ぶ力に依存しているので、
リンパ流が促進
このように適応を選べば、マッサージは有用な治療方法なのであります。