院長の知恵袋

WHO

  • 2014.6.16

 WHOとは世界保健機関(World Health Organization)の略称で、1945年にサンフランシスコ会議で構想が提案され、1948年に国際連合の専門機関として発足した国連機関で、本部をジュネーブに置き、設立日の4月7日は世界保健デーとされています。日本は1951年から加盟国として参加しています。

 WHOでは健康を基本的人権の一つと捉え、その目的を達成するためにWHO憲章を基にして、伝染病対策・衛生統計・各種基準作成・医薬品供給・技術協力・研究開発などの保健分野の広範な活動を行っています。

 WHO憲章の第1条は「すべての人々が可能な最高水準の健康水準に到達すること」となっており、WHOの健康の定義とは「完全な肉体的、精神的及び社会福祉の状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない」とされていて、かなり広い目標となっています。

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